アウターマッスルとインナーマッスルの違い

体の中にある筋肉の種類は約650種類あると言われており、大きくアウターマッスルとインナーマッスルの2種類に分けられます。
最近の健康志向の高まりから、「インナーマッスル」という言葉をどこかで聞いたことある方は多いのではないでしょうか。
(女性向けのファッション誌なんかでも「インナーマッスルを鍛えよう!」のような特集、増えてきていますよね?)
アウターマッスルとインナーマッスル。同じ筋肉でも役割や特徴に結構違いがありますので、簡単にご紹介したいと思います!
1.アウターマッスルとインナーマッスルの役割
アウターマッスル
- 物を持つ時や走る時など、大きな力のかかる動作を行う時に使われる筋肉。(身体を動かすための筋肉)
- 外部の衝撃などから骨を守る役割も担っている。
インナーマッスル
- 正しい姿勢を長時間維持したり、骨や関節の動きをサポートする筋肉(姿勢保持筋とも呼ばれている)
- 小さい筋肉が集まって、アウターマッスルの動きをサポートしている。
- 内臓を支える働きや基礎代謝を上げる役割も担っている。
2.アウターマッスルとインナーマッスルの特徴
アウターマッスル
アウターマッスルは体の表面部にある筋肉です。
「筋肉」と聞いて多くの人が思い浮かべる大抵のものがアウターマッスルにあたると考えて良いでしょう。
胸の「大胸筋」や、太ももの「大腿四頭筋」、お尻の「大殿筋」など、基本的に自分の意志で動かすことができる筋肉がアウターマッスルです。
インナーマッスル
インナーマッスルは、体の深層部にある筋肉です。
驚くことに体にある筋肉の種類の9割はインナーマッスルとされています。
しかし、アウターマッスルは大きい筋肉が多いため、筋肉量で比較するとインナーマッスルとアウターマッスルにそれほど大きな差がないようです。
体幹の「腹横筋」「骨盤底筋群」や、肩関節の「肩甲下筋」「棘上筋」、股関節の「梨状筋」「外閉鎖筋」や骨周りなど、基本的に自分の意志で動かすことが難しい筋肉がインナーマッスルです。
3.アウターマッスルとインナーマッスルの鍛え方
アウターマッスル
アウターマッスルを鍛えるためには、筋肉に大きな負荷をかけることがポイントです。
できるだけ短時間で、少ない回数でも疲れる重量にするトレーニングを行いましょう。
筋肉に負荷をかけて筋肉を壊すと、2~3日ほどかけて壊した筋肉を少しだけ太く修復する(超回復)という作業が体の中で行われています。
これを繰り返すことで徐々に筋肉が大きくなり、力を発揮できるようになります。
インナーマッスル
インナーマッスルはヨガやティラピスのように、負荷が強すぎずゆっくりと行う動作で鍛えることができます。
自分の意志では動かすことが難しい筋肉なので、EMSなどの外部刺激を頼った鍛え方も手段のひとつです。
インナーマッスルは体の奥にある筋肉なので、変化が感じられるまで時間がかかります。(最低でも3か月は必要と言われることが多いです。)
根気強く継続することが何よりも大切です。
4.まとめ
役割
- アウターマッスル→体を動かすための筋肉
- インナーマッスル→体を動かすためのサポートをする筋肉
特徴
- アウターマッスル→表面にあり、目に見える筋肉。自分の意志で動かせる
- インナーマッスル→深部にあり、目に見えない筋肉。自分の意志で動かしにくい
鍛え方
- アウターマッスル→高い負荷をかけ、短時間で行う
- インナーマッスル→低い負荷で、ゆっくりした動作で行う
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