エステサロン集客【口コミを最大限活用して集客UP!】

エステサロンの集客にはチラシやSNSなど様々な方法があります。
その中でも口コミは、エステサロンの集客において広告費がかからず、そして質の良いお客様を集めることができる一番の手法です。
しかし、口コミは放っておいて起こるものではありません。
ある程度の口コミは起こるかもしれませんが、しっかりと口コミでの集客を起こすなら、口コミが増えるコツを知らなくてはなりません。
今回は、口コミを増やすコツや口コミが与える心理効果についてご紹介します。
1.エステサロンの口コミ集客が大事な理由とは
口コミは「販促費・広告費の削減」「優良なリピーター」になりやすい新規顧客を獲得できるなど、すばらしい効果を持っています。
エステサロンの集客には、費用対効果が良い口コミですが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。
販促や広告費がかからない
口コミは、販促や広告費をかけずに、新規顧客を集めることができます。
お客様がお店の良さを直接伝えてくれるので、来店(購入)に繋がりやすいです。
来店した新規顧客がリピーターになる
口コミで来店したお客様は、既にあなたのサロンの良さを知っています。
既存客と近い属性(似た趣向)の顧客が多く、お店の良いところを意識しやすい傾向があるため、リピーターになる確率が高いです。
口コミをした既存客の来店頻度が向上する
口コミをすることでお店を思い出すきっかけが生まれます。
口コミを元に来店した知人から、良い反応のフィードバックがあると、お店への愛着が高まり、顧客離れ防止にもなります。

2.エステサロンの口コミが増えるコツは?
2-1.わかりやすいサロン
効果的な口コミをしてもらうために、まず「わかりやすい店になる」ことを意識しましょう。
意識するポイントは店名が読めるか、目印があるかです。
<例1>
<例2>
同じ口コミでも〈例2〉の口コミの方が具体的ですよね?
具体的な口コミの方が、のちに検索する際にも思い出しやすく、来店に繋がりやすいです。
店名が読めるか意識してみる
先ほど例であげた店名は「estheticsalon Mom-Ami(エステティックサロンもなみ)でした。
店名がローマ字表記だけだと、長くて読む気がなくなってしまうお客様は多いです。
ローマ字表記のみの場合は、カタカナやひらがなの表記を入れ、お客様に店名を覚えてもらうようにしましょう!
目印となるスポットを提示
口コミをする際に、お客様が場所を説明しやすいように「○○の隣」など、目印となるスポットを示しておくことも大切です。
これは、既存のお客様が口コミをするときに具体的な場所を示すと、口コミを聞いた方のお店に対する関心、認知が向上し、来店促進につながりやすいためです。
2-2.口コミ手段を提供する
口コミ集客を成功させるには、お店側が口コミしやすい環境を作り、お店側が口コミを誘導するという認識を持つことが必要です。
商品やサービスに満足したとしても、お客様には「いいお店だ」という情報を周囲に伝える義務はありません。
口コミの発生をお客様任せにするのではなく、お店側が口コミを誘導するようにしましょう。
口コミを増やすためには
- 店頭でお客様に声かけをする(「お知り合いに興味がありそうな方がいたら、ご紹介してくださいね!」など)
- お友だち紹介クーポンを配布する
- お友だち紹介をしてくださった方にポイントなどを還元する
- SNSでお店の投稿をしてくださった方に特典プレゼント(サロンの場合Instagramがおすすめ)
2-3.常連特典を作る
実際に口コミ集客を担ってくれるのは、常連客が中心です。
常連客への還元が、口コミの増加につながる可能性がとても高いです。
常連客に還元することで口コミ集客による新規顧客の獲得と常連客のさらなる来店の2点を得ることができます。
「新規クーポン」など新規顧客向けの施策をしているお店はたくさんありますが、「常連客への還元」についても検討してみてはいかがでしょうか。
2-4.店のコンセプトを明確化する
お願いして口コミをしてもらうこともありますが、多くの場合、口コミは自然に発生するものです。「印象に残る」「話題にしやすい」お店ほど、口コミされやすい傾向があります。
エステは、外からパッと見ただけではどのような特徴があるかを把握することは難しいです。そこで、WEBサイト(ホットペッパーなども)や掲示物などで店のコンセプトを明記しましょう。
例えば 「毛穴を洗う新習慣!なりたい肌を叶える美顔専門店」というように、コンセプトを明記します。
すると「最近毛穴の黒ずみが気になっていたけど・・・」「私がこの間行ったエステは毛穴を洗ってくれる専門店で・・・」というような口コミが生まれやすくなります。
3.口コミが与える心理効果
人間は、嫌でも口コミに惹かれてしまう心理を持っています。
ポイントとなるのは第三者評価です。
第三者の評価が多ければ多いほど、人は、その対象に信頼を寄せるようにできています。
「口コミが多い」という特徴が引き立つことで、少し悪い特徴があったとしても、人はそれを歪めてまで、良い評価をしてしまいます。
ここで代表となる3つの心理をご紹介します。
●ウィンザー効果
当事者からの情報より、第三者からの方が信頼性・信憑性が増すという心理。
ラーメン屋の店長に「うちのラーメンうまいよ!」と言われるより、「あのラーメン屋うまいらしいよ」という噂を聞いた方が信頼できるのはこの心理が働いているからです。
●バンドワゴン効果(社会的証明)
多数ある選択者を選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。
「多くの人が支持しているなら間違いない」という心理が働きます。
●ハロー効果
社会心理学の用語で、ある対象を評価するときに、それが持つ顕著な特徴に引きずられて、他の特徴について評価が歪められる現象のこと。
「口コミが多い」という特徴に引きずられて、良いように評価してしまう心理のことです。
4.まとめ
口コミを増やすためのポイント
①店名や場所などは、わかりやすくし、口コミをしてもらいやすくする。
②店側が積極的に口コミをしてもらうよう誘導する
③新規だけでなく、常連特典に目を向ける
④印象に残るために、店のコンセプトをはっきりとする
口コミをうまく活用することで、広告費が削減できるのはもちろん、質のいいお客様を集客することができます。
まずは口コミが増えるように、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。
口コミは、サロンにとっての営業マンになってくれますよ!
